プロ意識 / Mind of Professionalism

私は”一流と呼ばれる役者”になりたいといつも思っています。その一方、”一流と呼ばれる役者”として”上の世界”にいかなければ、一生もがくかもしれないと言う恐怖にかられる事もあります。だから必死になって”上の世界”にいこうとしているのです。この”上の世界”にいくということはどういう事か?

”一流と呼ばれる役者”になり、一流のエージェンシー、マネージメントカンパニーに認められ、常に役者として働いていることだと私は思います。役者は役者として働かなければ、役者ではありません。だからといってわけのわからない企画をやるのも役者として危険だと思います、、、。私は、役者として働くレベルが高いか?それとも低いか?ここの意識が大切だと思っています。高いレベルとは、プロ。低いレベルとは、アマチュア。始めからプロになれる人なんていません。だから練習してプロを目指すのではないでしょうか? これがプロ意識です。

プロ意識の大切さ!それは高い志しと高い目標があると言う事だと思います。どんな世界でも「一流は一流を知る。」と私は信じています。

Good News

嬉しいニュース!インディペンデント映画の出演が決定。この映画の最終選考のオーディションに行ったのが、一月の中旬、今日、私のエージェントから連絡があり正式に出演が決まりました。撮影は3月の後半、サンフランシスコ!

最終選考のオーディションの時は、主人公の女性と私の身長があまりにも違っため、監督の指示により、台本のシナリオが突然かわるというなかなか面白い出来事が起こり、楽しませて頂きました。何が起こるかわからないから常にレディーでいる事が大切だなと実感した瞬間でした。

以前、この映画の監督の作品を観た時に、自分の想像を上回る良い出来だったので、今回一緒に仕事が出来る事にとても感謝していますし、ワクワクしています。最高の作品に仕上がるよう私も全力で取り組んでいきます!

心構え / Preparation

 

今まで、テレビや映画のオーディションが終わって思っていた事は、「もっと英語を勉強してれば、、、もっと演技を勉強してれば、、、もっと時間があれば、、、」で、この時すでに目の前のチャンスが通り過ぎていく訳です。これはけっこう痛くて、虚しい経験です。しかし、こんな事を何度も繰り返すんですね。難しいポイントは、いつ来るかわからないオーディションに対してどれだけ準備できている自分であるか?ここです。オーディションは突然やってきます。特に5ページ以上の英語の台詞を次ぎの日、又は2、3日後までに準備するのはかなりの能力と技術が必要となってきます。だからこそオーディションの連絡が来てから頑張っても、もう遅いんです。これは私の苦い経験から言える事ですが、一夜では英語も演技も上達しません。もし、メトリックスの世界があれば話は別ですが。このいつ来るかわからないオーディション、しかもキャスティングのグローバル化により、数が少なくなってきているチャンスをどう勝ち取るか、、、?ここが勝負です。どう勝ち取るか、、、?ここに自分の考えた戦略を入れ、それに向かってどうアプローチしていくか?ここが重要なカギだと思います。過ぎ去ったチャンスはもう来ないが、チャンスをつかめば未来は広がると私は思います。私も、エージェントに「仕事が仕事を呼ぶんだよ。」と言われた事があります。

いつ来るかわからないチャンスに賭ける!、、、これは、精神的にかなり負担がかかります。頭のいい人には出来ない仕事かもしれません。だから役者バカなんて言葉があるのかな、、、?なんて思った事もあります。ハリウッドでは有名になった役者さん達が自分がプロデューサーとなって企画を選び、自分が演じるという事がとても主流になって来ています。裏をかえせばそれだけ競争率がはげしいと言う事ではないでしょうか。こんな世界で生きて行く訳ですから、それなりの覚悟が必要ですよね。

自分らしさ / Yourself

 

オーディションに受かれば天国、落ちれば地獄。私は結果が出せないカベに何度も何度もぶつかりました。今でもカベにぶつかっていますし、自分について何度も何度も考えました。今でも考えていますし、そんな事を繰り返しているうちに気づいた事があります。それは、今の自分じゃだめだなと思った事です。日本人的な凝り固まった性格と性質がかなり邪魔をしていると思いました。普通、人は今の自分は正しい、これでいいんだと自分を励まし納得する傾向性があると思いますが、私は今の自分じゃ駄目だと自分を励ますようになっていきました。自分らしさをぶちこわすといった発想です。結果は嘘をつきません。結果が出ないということは何かが足りないし、何かがおかしいのです。オーディションにいっても受かる割合は1割を大きくしたまわっていました。どうにかなる、これでいいんだと思っていても、どうにもならない自分がいました。そして、これじゃだめだなと思う自分になっていきました。そこから新しい希望がみえて来ました。それは、自分を変える事です。もっと上に、もっと上手に、もっといい人間にと。新しい自分の開拓です。この発想から行動が生まれ、少しずつ結果が出てきていると感じます。

Passion / 情熱

ロスにいるとこういう冗談をよく耳にします。「街を歩いて石を投げれば役者にあたる」これは、それだけ役者を目指している人間が多いという事です。

現に、全米および、世界各国からいろんな人種の人間が役者を目指しハリウッドにやってきます。大きな夢を抱き、そして、それを現実させるために。

ここで質問です。もしあなたがハリウッドで役者になろうと思ったら何が大切だと思いますか?

私は、諦めた人間を何人も見てきました。理由としては、運命、自分に合わない、経済的な理由、ビザ、結果が出ないなどいろいろ考えられます。本当に役者として成功をおさめる事が出来る人間なんて1000人いたら一人ぐらいじゃないでしょうか。私は、試すとか、のりでやるとか、趣味でやるとかの精神的レベルで夢がかなう訳がないと思っています。そういう言葉って、もしかしたら自分がうまくいかないかもと思っているから出てくるものだと私は思います。私がとても大切だなと思う事は、外観的な圧力をぬきにして、どれだけ自分が自分の夢や目標に対する情熱と正直に向き合っているか?です。情熱があれば、外観的な圧力などは乗り越えていけるものだと私は信じています。しかしながら、その情熱って時と共に冷めてしまうものです。特に外観的圧力が重なれば重なるほどに。だからこそ、その情熱を自分が守り、維持し、育てていく事がとても大切な事だと思います。普通に生きていたら情熱を保つことは非常に難しい事です。「三日坊主」という表現がとてもいい例だと思います。以上、今日はここまでです。それでは。

ご意見、感想、質問などがあればいつでもメッセージ下さい。

努力の継続。/ Effort

「努力の継続。」とは、自分の目標のために決めた事を毎日やり続ける。至って簡単に思えるかもしれませんが、これがなかなか難しのです。人間ですから気分のいい時、悪い時、調子がいい時、悪い時があるのがあたりまえです。時には失敗したり、恥をかいたり、結果が出なかったりすることもあると思いますが、それでも目標に向かって努力し続けていける自分自身に鍛え上げていくことが大切だと思います。その努力にもレベルがあると私は思います。野球の練習に例えると、さぼるかのか、嫌々やるのか、ただ流されてやるのか、真剣にやるのか?私も、野球をやっていた頃、流されて練習をやっていた自分をいまでも覚えています。言われた事をただやっていました。そして、結果、私は野球で挫折しました。この世の中で一流と言われている人間は「真剣な努力」をしています。「真剣な努力」のポイントは、何のために?、何を鍛えているのか?を自分の中で明確にする事が大切です。そして、何のために?何を鍛えているのか?を明確にする事によって意識が変わっていきます。そうするとおのずと努力の効果も上がります。アメリカに来てからの私の問題は自分にあった努力の仕方を教えてくれる人がいなかったと言う事です。理想を言えば、いい学校で、いい先生から、いい技術を学ぶ。これが大道だと思います。しかし、私は、そんな経済力も頭もなかったですから、全てが手探り状態でしたので、失敗も多かったです。でもそのおかげでいろいろな経験をさせてもらいました。

そして、いろいろなところで演技を勉強してきて大切だなと私が思うことは、精神的、肉体的、技術的な努力の継続です。それは、気持ちと言葉と体を調和させるというコンセプトから来ています。努力は嘘をつきません。「必ず結果がでる!」と私は信じています。ネバーギブアップ!

表面的なものではない / It’s not about superficiality

オンリーワンの役者を目指すうえで、気づいたこと「表面的なものではない。」とはどういう事か?

映画の中にはストーリーがあり、その中のキャラクターを役者さんが演じ、そのストーリーを監督が伝えていく。そのストーリは脚本家によって長い間、心を込め、情熱を込めて、書かれてきたものである事を忘れてはいけないと思っています。何故か?その心と情熱のこもったストーリーは脚本家の命、その中のキャラクターを生きているものにするのが役者の仕事だと思っているからです。

私が演技の勉強を始めた時は、恥ずかしくて何も出来ませんでした。演技をするのも恥ずかしい、英語を話すのも恥ずかしい。失敗するのが怖かったし、恥をかくのもいやだったし、人に悪い評価をされるのもいやでした。だから、ごまかすためにカッコつけて演技をやろうという自分がいました。ただカッコ良くなりたい、有名になりたいという自分もいました。そんな表面的なものに捕われた気持ちが先攻して、演技の本質から外れていました。初めてのオーディションでカメラの前で震えました、震えが止まりませんでした。背伸びしている自分がいました。台詞がすっ飛びました。そして、結局恥をかく自分がいました。偏屈な自分がいました。何度も恥をかきました。カベにあたり、くだけて、はい上がり。それを何度も繰り返しました。そして、カッコつけるのが役者の仕事ではなく。役を演じストーリーを伝えていく事が仕事なんだなと気づかせてもらいました。

人は誰でも生まれた時から、世界でただ一人、オンリーワンの存在だと言う事を忘れないで下さい。あなたとう存在は世界であなただけです。私がこの事に気づいた時、希望と勇気が湧いてきました。