記録として残しておきたい1日

4/23/15。大事な一日が終わった。今の自分にとって、とても意味深き時。近くて大きなチャンスが目の前にある。どうしても結果を出したい。この役をとって演じたい。そう思い望んだオーディション。

ハリウッドにあるオーディションが行われるオフィスを訪ねていくと、そのドアには鍵がかかっていた、、、ちょっと早かったかな、、、コールタイムよりも20分ほど早かった。ちょっと待ってみよう、、、台詞の練習を始めた、、、13分待っても誰も来ない、、、。おかしいなと思いドアを3回、ノックした。そしたら、中から、そのドアが開いた。白人の女性が笑顔で出迎えてくれた。ちょっとホッとした。良かった。場所があってて、、、。

中に入るとガラッとした空間が広がっていた。ドアを明けてくれた女性が、「ちょっと待っててね。」と言って違う部屋に入っていった。役者のサインシートがない、、、他の役者も見当たらない、、、俺だけか、、、?彼女がその部屋から出てきて、「5分ぐらい待ってくれる。何か飲み物かいる」と優しく対応してくれた。集中力を切らしたくなかったので、ノーサンキューと断った。自分の持っていたバックを部屋に置いてあった椅子の上に置いて、オーディションの準備にとりかかった。この3度目となるオーディションに来るまで、長い道のりだった。今、このオーディションがどれほど重要なものかは自分が痛いほど分かっている。ここ数年、後、一歩というところで苦しんでいる自分。オーディションは3シーン、合計、12ページ。「今日で決まるな、、、今日で決めよう!今日こそは!でも気負うな、リラックスだぞ。あせるな。」とそんな事を心の中で呟く。高鳴る鼓動を心の中に沈める、、、。演技もスポーツと似ていて変に力むといいものが出てこない。だからオーディションでは、集中する事と、リラックスする事をいつも意識している。

時がきた、、、。

オーディションをする部屋に入るとカメラ一台、白人男性の脚本家と、もう一人、白人女性と、計2人が部屋の中にいた。自分の読み相手はその脚本家。「準備はいい?もう少し時間あげようか?」と言われたが、「大丈夫、やりましょう!」と答えた。彼が「何か質問は?」と言ってきたが、自分は「いいえ。」と返した。遠慮はせず全てを出し切ろう!もう一度シーンを頭の中に回想させる、、、。

お互いに、目で合図。オーディションが始まった。最初は自分が表現したいものをシーンごとに演じて見せた。しかし、彼から、違った視点からのアプローチで演技をしてくれと言われた。あーしてくれ、こーしてくれと細かい指示も受けた。自分も何回か失敗したが、失敗はつきもの、そんな事を恐れてはいられない!今、最高のものを出すのみ。この瞬間にしかできない生で極上の演技をするのみ!全ての意識はそこに向かっていた。そこから40分近く真剣な演技のやり取りが続いた。シーン終了、、、。2人の間に流れる空気が心地よかった。

今、出せる力は全て出した。ベストは尽くした、、、充実感。又、今日というチャンスが終わった。後は演技の神様に祈る。

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